2009年2月20日金曜日

インドの雑誌

最近よく雑誌への投稿のお誘いのダイレクトメールが来るんですが,聞いたこともないジャーナルばかり.本拠地を見るとインドが多いです.レビューのお誘いなんて言われると一瞬嬉しくなっちゃいますが,知らない出版社の知らない雑誌のお誘いを受けるのには相当な勇気が要ります.

紙媒体無しでオープンアクセスということにして投稿者から掲載料を取れば,人件費が安くアウトソーシングのシステムがしっかりしているインドであれば十分ペイする,というかおいしい商売なのでしょう.

利用者としては細かいタイトルの雑誌がいっぱい作られるよりも,もう全部PLoS ONEでいいんじゃね?と思ってしまうのですが,そこは出版社も営利企業ですから競争原理なのでしょう.細かいカテゴリ分けは紙媒体の時代には便利でしたが,オンラインのオープンアクセスだとキーワードサーチ一発で済んでしまうので意味が薄いんですよね.