2007年9月3日月曜日

2007年進化学会

出席してまいりました.発表は色々詰め込みすぎたのか消化不足だったかも.テーマをひとつ削ってもう少し時間をかけても良かったかなと.ただ,再来週の遺伝学会での発表をメインに考えていたので,今回説明しきれなかった部分はそちらで詳しくやろうと思います.

発表でも少し触れましたが,長い時間スケールの進化と短い時間スケールの進化研究の断絶が日本では強いような気がします.これらには本来連続性があるので切り離して考えることはできないと思うのです.断絶というか素養の違いというか,生態学やっている人は分子進化や形態学に詳しくなかったり,その逆があったり.

自分の専門分野だけでなく,色々なものを学べる環境にある人は幸せだと思います.そういった意味では,進化を軸に色々な研究があつまる進化学会は見識を広めるいいチャンスではないでしょうか.

京大でドラマのロケをやっていて,正門が「帝都大学」になっていました.久しぶりに来た人はビックリしますね.