2010年3月31日水曜日

The complete mitochondrial DNA genome of an unknown hominin from southern Siberia

シベリアのDenisovaという洞窟から見つかったおよそ4万年前の古人骨のミトコンドリアDNAを調べたところ,ネアンデルタール人よりもはるか昔,100万年ほど前に分かれた古人類だということが分かりました.つまり,北京原人などのホモ・エレクトゥスとネアンデルタール人の間に出アフリカを果たした古人類の生き残りであると言えます.

フロレス島で見つかった小人もかなり最近まで生きていたということを考えると,意外と最近まで古い人類は生き残っていたのかもしれません. そのうち野人や雪男を捕まえて,DNAを調べてみたいものです.