11月2日に行われる日本人類学会シンポジウムにて発表します.
タイトルは,「ヒトゲノム中の塩基配列多型と遺伝性疾患との関係について」.最近機会があるとよくしている話です.内容は現在投稿中.
人類学会の参加は大学院生のときに発表して以来となります.久しぶりなので楽しみなところ.人類学というとどうも骨とか遺跡とかのイメージが強いですが,遺伝を扱う分野ももちろん存在します.人類学とは,自然科学としてヒトを研究する学問分野です.
医学と違って人類の健康のためにではなく,知的探求心から研究を行っている人が多いでしょう.もちろん医学の発展によって寿命が延びれば幸せな人は増えるでしょうが,人には知的な探求心が満たされることによる幸せも大切である,僕はそう思っています.
「人類遺伝学会には入っていないんですか?」と最近よく聞かれます.僕は人類学会と遺伝学会には入っていますが,人類遺伝学会には入っていません.紛らわしいですね.
入った方がいいなとは思ってるんですが,会費が高いのが難点.アメリカの人類遺伝学会大会には一度出てみたいとは思っています.