久しぶりの人類学会でした.言いたいことが伝わったかどうかは別として,このような形のシンポジウムが人類学会で行われたことは非常に意義のあることだと思います.
僕は古典的なことをリスペクトしつつ新しいものを取り入れるというスタンスなので,人類学などの歴史のある学問分野には非常に価値があると思っています.
さておき,名古屋で学会終了後,私用で東京まで行ったのですが,帰りの新幹線の自分の席になぜか職場の事務の方が座っていました.どうやら席を間違えて座ってたみたいなんですが,隣に座ってたならいざ知らず,間違えて自分の席に座ってたなんてどんな確率で起こりえるのでしょうか?
「席間違っていますよ」と言ったのですが,相手のほうは何が起こっているのか理解できず.お姉ちゃんのいる店に遊びに行ったら自分の娘が働いていた,という事象が起こる確率よりも低いかもしれません.
ちなみに,東京では大学の友達の結婚式に出てきました.同期の女性はほとんど結婚して子供がいるのですが,ついつい人類学会の気分が抜けず,授乳を止めると本当に月経が来始めるのかどうかみんなに聞いてしまいました.まあ,ここら辺が平気で聞けるのは便利であります.
僕は恥ずかしながらこの話は最近まで知らなかったのですが,出産後に生理が止まる期間は決まっているのではなく,授乳が刺激になっているらしいんですよね.3-4歳まで授乳する民族などでは授乳が終わればすぐに次の子供を作るので,生涯経験する生理の回数はものすごく少なくなります.この生理学的メカニズムは解明されているのでしょうか,気になります.